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中国、35年に核1500発=「多様化、拡大」を警戒―台湾侵攻に危機感・米報告書


 【ワシントン時事】米国防総省は29日、中国の軍事・安全保障分野の動向に関する年次報告書を公表した。中国が、現在のペースで核戦力の拡大を続けた場合、2035年までに約1500発の核弾頭を保有する可能性があると分析。「今後10年で核戦力の近代化、多様化、拡大を目指している」と警戒感を示した。  報告書ではまた、「中国は21年に核戦力の拡大を加速させた公算が大きい」と指摘し、運用可能な核弾頭数が400発を超えたと強調。大陸間弾道ミサイル(ICBM)用の地下格納庫も急ピッチで建設し、その合計は300カ所を超えたと見積もった。  昨年の報告書では、27年までに核弾頭700発の保有が可能となり、30年までに少なくとも1000発の核弾頭を持つ可能性があると予測していた。35年までの推計を示すのは初めて。  一方、ペロシ米下院議長が8月に訪問し、中国が大規模な軍事演習で反発した台湾の情勢を巡っては、中国が「台湾海峡周辺で挑発的かつ不安定化させる行動を増加させた」と指摘。中国軍機が台湾の防空識別圏への進入を活発化させていると警告した。  さらに、海上封鎖や上陸作戦などを含め、中国がさまざまな軍事的選択肢を行使する恐れがあると分析。台湾への武力侵攻の危機感を強めている。 【時事通信社】
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