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血中たんぱく質で重症化予測=コロナ、3種類測定で診断―大阪大


 大阪大医学部救急医学の研究グループが新型コロナウイルス感染症の重症患者の血液を分析したところ、4種類のたんぱく質が増加していることを発見した。うち3種類の量を測定すれば、重症化するか予測できるという。研究成果は19日までに欧州科学誌の電子版に掲載された。  研究グループは、まずインターネット上で公開されている米国の新型コロナ患者の血液中にある1463種類のたんぱく質を解析し、重症例で増加している24種類を特定。同大付属病院などに入院したコロナの重症患者113人の血液で24種類について分析したところ、死亡患者ではうち4種類が増加していた。  このうち「腫瘍マーカー」としてがん検査に使われている「WFDC2」など3種類の数値を測定すれば、重症化するかを予測できると突き止めた。  現在は測定に大掛かりな装置が必要といい、大学院医学系研究科の蛯原健特任助教は「検査キットの早期開発とともに、たんぱく質の重症化への関与解明に向けた研究を続けたい」と話している。 (了)【時事通信社】
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