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対イラン・ロシア決議を採択=核合意交渉、一段と困難に―IAEA理事会


 【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)理事会は17日、イランによる未申告の核開発疑惑について「イランが(説明を尽くす)法的義務を履行することは必須で急務だ」と断じ、同国に検証に応じるよう要求する決議を賛成多数で採択した。AFP通信が報じた。理事会はまた、ウクライナの原発周辺で軍事行動を続けるロシアを非難する決議も採択した。  対イラン決議は、同国と核合意の再建交渉を行っている米英仏独が提出した。イランは強く反発しており、停滞している交渉が一段と困難になるのは必至だ。  理事会メンバー35カ国のうち、26カ国が賛成。反対は中国とロシアだけだった。理事会は6月にも同様の決議を採択している。  米欧が説明を求めているのは、イラン国内の未申告の3施設から、ウラン粒子が検出された問題。イランは再三にわたるIAEAの要求にもかかわらず説明を拒否しており、米欧は不信感を募らせている。  一方、ロシア非難決議は、同国のウクライナでの軍事行動に「重大な懸念」を表明し、ウクライナ南東部ザポロジエ原発を接収したとの「根拠のない主張をやめるべきだ」と強調した。決議には24カ国が賛成し、対イラン決議と同様、中国とロシアのみが反対した。 【時事通信社】
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