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ねじれ議会で長期停滞へ=共和、大統領次男に照準―米中間選挙


 【ワシントン時事】米連邦議会下院を共和党が制したことで、バイデン大統領の政権運営は一段と厳しくなる。党派対立が激化する中、ねじれ議会での法案可決は困難。バイデン氏は議会の承認を必要としない大統領令に政策実現を頼らざるを得ず、米政治は長期停滞局面に入る。  下院共和党指導部は手始めに、昨年1月にトランプ前大統領の支持者らが連邦議会を襲撃した事件を調査する特別委員会を解散する方針だ。特別委は1年超にわたる調査を通じ、トランプ氏が2020年大統領選の敗北を覆すため、州政府や政権幹部に圧力をかけたことなどを明らかにしてきたが、トランプ氏への責任追及は幕を下ろす。  さらに共和党は、バイデン氏の次男ハンター氏を巡る疑惑調査に着手し、攻勢を強める構え。ハンター氏は薬物依存症を隠して銃を購入したり、外国企業からの報酬を適切に税務処理しなかったりした疑いが持たれている。同氏を「国家安全保障への脅威」と位置付け、最終的にバイデン氏の責任問題に結び付けるのが狙いだ。  下院議長就任が有力視されるマッカーシー共和党院内総務は、機密文書持ち出し疑惑に絡むトランプ氏邸宅への捜索について、司法省の判断が適切だったか調査する考えも示している。昨年8月のアフガニスタンからの米軍撤収や、バイデン政権の移民政策も検証する方針で、今後2年にわたり泥沼の政治劇が展開されそうだ。 【時事通信社】
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