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「外国人の運転珍しい」=不適切職質6件認定―警察庁初調査


 警察庁は16日、人種や国籍などを要因として差別的な職務質問を受けたとする警察への苦情に関し、初の調査結果を公表した。昨年1年間に4都府県で計6件の不適切な事例があり、フィジー国籍の男性に、警視庁の警察官が「外国人の車の運転は珍しい」と話したケースもあった。  6件は警視庁で2件、神奈川県警で2件、宮城県警、大阪府警で各1件確認された。警視庁では警察官が「ドレッドヘアの人が薬物を持っていたことがあった」と説明した事例もあった。  警察庁は、いずれも人種や国籍への偏見に基づく差別的な意図はなかったと判断。ただ、職務質問は不審な言動を基に行うべきで、6件では外見的特徴などを理由としているため不適切だと結論付けた。  当事者への謝罪などについては、各警察が対応しているという。警察庁の担当者は「差別や偏見に基づく職務質問だと誤解されないよう、教育や指導を徹底させたい」としている。   人種差別的な職務質問が行われたとする訴えは3月に国会で取り上げられ、当時の二之湯智国家公安委員長が調査の意向を示していた。(了)【時事通信社】
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