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米欧、イラン非難決議案提出=核合意に影響も―IAEA理事会


 【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)の定例理事会が16日、ウィーンの本部で3日間の日程で開幕した。AFP通信によると、米国と英仏独が核開発を巡りイランを非難する決議案を提出した。イランは激しく反発し、月内実施の方向だったIAEA高官のイラン訪問について「予定にない」(エスラミ原子力庁長官)と取りやめを示唆。米欧とイランの溝が一段と深まっている。  決議案の採決は会期中に行われる。IAEAのグロッシ事務局長は16日の記者会見で、イラン訪問が「行われることを望んでいる」と語った。  米欧が深刻視しているのは、イランの未申告の3施設から核物質が検出された問題で、イランが長期間説明を拒否していることだ。決議案は、この説明に関し「法的義務を果たすことは必須かつ急務だ」とイランに要求している。理事会は6月にも同様の決議を採択した。  イランは、2015年の締結後に米国の離脱で機能不全に陥った核合意の再建について、米欧や中ロと交渉を続けている。核物質の問題は核合意とは直接関係ないが、イランに対する米欧の不信感が高まる要因となっており、再建交渉にも影を落としている。  理事会では、ロシアがウクライナ南東部ザポロジエ原発を占拠していることなどを非難する決議案についても採決が行われる見通し。 【時事通信社】 〔写真説明〕16日、ウィーンで記者会見する国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長(AFP時事)
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