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ロシア、ウクライナ双方が拷問=戦争捕虜に、国連監視団が報告


 【ベルリン時事】国連ウクライナ人権監視団のボグナー団長は15日、ロシアの侵攻を受けるウクライナで、親ロシア派武装勢力含むロシアとウクライナの双方が、戦争捕虜に拷問していたとの調査結果を公表した。ボグナー氏は「すべての戦争捕虜を常に人道的に扱うのは、国家の基本的責務だ」と強調した。  監視団はロシアによる捕虜の扱いについて、元捕虜159人(うち女性20人)や目撃者らを対象に聞き取り調査を実施した。元捕虜の大部分が、拷問や不当な扱いを受けたと証言した。警棒での殴打、電気ショック、犬をけしかけられるなどの報告があった。  親ロ派武装勢力から拷問を受けたという男性は、性器と鼻につながれたワイヤから電気が流れたと語った。「(相手は)単に楽しんでおり、尋問への答えに興味を示さなかった」という。  東部オレニフカ近くの収容所では「入所手続き」とされる到着後の拷問で、4月半ばに1人が死亡したとの証言があった。同じ収容所では8人が拷問で亡くなったとの情報もあるという。女性捕虜については、裸で収容所内を移動させられるなどの性的虐待も報告された。  ウクライナ側の捕虜の扱いでは、現在も拘束されている175人の捕虜(全員男性)から調査を行い、ウクライナ政府からも情報提供を受けた。連行時に殴る蹴るの暴力を受けたとの報告や、刺されたり、電気を流されたとの証言もあった。戦闘不能のロシア兵を「簡易処刑」した事例もあった。ウクライナは、一部の事案について調査を開始したという。 【時事通信社】 〔写真説明〕捕虜交換で解放されたウクライナ兵=10月29日(撮影場所不明、ウクライナ大統領府長官提供)(AFP時事)
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