同僚の車盗んだ疑い＝容疑で警察官逮捕、業者に売却―群馬県警

　同僚の車を盗んだとして、群馬県警は６日、窃盗容疑で、前橋東署交通課に勤務する池田佳史巡査長（３３）＝同県玉村町上之手＝を逮捕した。容疑を否認しているという。 　逮捕容疑は１０月１１日、同署近くの駐車場で、時価３５０万円相当の普通乗用車１台などを盗んだ疑い。 　県警によると、車は同僚の同署員が所有。駐車場に止めていたが、１０月１２日午後、なくなっていることに気付いた。その後の捜査で、車は県内の業者に売却されていたことが判明。駐車場周辺の防犯カメラの映像などから池田容疑者を特定した。　 　池田容疑者は１０月１１日、勤務時間中の午後１～４時に外出しており、この間に車を盗んだとみられる。県警は、手口や売却の状況などを詳しく調べる。 　滝川和典・首席監察官の話　現職の警察官が逮捕されたことは極めて遺憾で、深くおわびする。捜査、調査結果を踏まえ、厳正に対処する。（了）【時事通信社】