エチオピア紛争で停戦合意＝政府と反対勢力、武装解除へ

　【ロンドン時事】エチオピアのアビー首相率いる政府軍と北部ティグレ州の武装勢力による紛争で、双方が和平交渉を行い、「敵対行為の停止」で合意した。南アフリカの首都プレトリアで開かれていた交渉を仲介したアフリカ連合（ＡＵ）が２日明らかにした。 　報道によると、ＡＵ特使のオバサンジョ元ナイジェリア大統領は記者会見で「紛争の両当事者が、敵対行為の停止と、組織的で秩序立った武装解除を行うことで正式に合意した」と表明。「（エチオピアにとって）新たな夜明けだ」と合意成立を歓迎した。１０月２５日に始まった交渉は、３０日の終了予定日を過ぎても続けられていた。　【時事通信社】