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ロシアで新兵12万人徴集=ウクライナ派遣の懸念消えず


 ロシアで1日、秋の徴兵期間が始まった。今回の対象者は12万人。例年は10月1日開始だが、ウクライナ侵攻を続けるべく9月21日に出された予備役の部分動員令と重なったため、1カ月遅れの異例のスタート。国防省は新兵を「戦地に送らない」と説明するが、2月からの侵攻初期に新兵の参加が明るみに出た経緯があり、国民の懸念は消えていない。  兵役の義務があるのは18~27歳の男性。1年間の兵役を終えると予備役となる。  ショイグ国防相は1日、徴集兵について「特別軍事作戦(侵攻)の地域に送らない」と約束。同様の発言はこれまでも繰り返しており、先の予備役の招集の際、出国や徴兵事務所への放火、反戦デモなどが相次いだことが背景にある。  ただ、徴兵忌避を生まないための方便ではないかと疑う見方は根強い。ウクライナ東・南部4州は「併合」を経て「ロシア領」になったという建前で、戦地ではないとも解釈できる。米シンクタンクの戦争研究所は10月31日の戦況分析で「徴集兵は来年3月か4月に訓練を終えてウクライナに送られる公算が大きく、戦況の変化に応じて早まる可能性もある」と指摘している。 【時事通信社】 〔写真説明〕ロシアのショイグ国防相=1日、モスクワ(ロシア国防省提供)(EPA時事)
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