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ハロウィーン本番、厳戒態勢=若者ら「安全な範囲で楽しむ」―東京・渋谷


 ハロウィーン本番を迎えた31日夜、東京・渋谷は仮装した大勢の若者でごった返した。韓国・ソウルでは150人以上が死亡する雑踏事故が発生したばかり。警視庁は厳戒態勢で警備に当たり、訪れた人たちからは「安全な範囲で楽しみたい」との声が聞かれた。  新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いていることを踏まえ、渋谷区はここ2年続いていたハロウィーン期間の来訪自粛要請を3年ぶりに出さないとしていた。しかし、韓国の事故や週末の混雑を受け、区は31日午後になって急きょ「来訪を控えることも検討して」と呼び掛ける異例の対応を取った。  JR渋谷駅前は午後6時ごろから一気に人が増え始めた。仮装せずスマートフォンで様子を撮影している人も多く、配置された「DJポリス」がマイクを手に「立ち止まったり走ったりせず、前の人に続いてゆっくりと進んでください」と呼び掛けた。  警視庁は駅前のスクランブル交差点から続くセンター街に加え、雑踏事故が起きやすい狭い路地や坂道にも制服警察官や機動隊を配置。人の滞留を防ぐため、写真撮影で立ち止まらないよう声を掛けながら誘導するなどした。  仮装して訪れた世田谷区の男性(32)は「コロナで我慢していた分、反動があるのでは」と人出の多さに驚いた様子。「安全に楽しめる範囲で楽しみたい」と話した。  メイドのコスプレをして来た千葉県松戸市の男子大学生(18)は韓国の事故について「少し怖いと思ったが、ハロウィーンを楽しみたいという気持ちの方が大きかった」。スペイン坂にあるスポーツ用品店の男性店長(41)は「普段と変わらずルールを守って遊んでほしい」と訴えた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ハロウィーンを迎え、多くの人で混雑する東京・渋谷のスクランブル交差点=31日夜、東京都渋谷区
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