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子への叱り方「次は頑張ろうね」=自立心に好影響―神戸・同志社両大調査


 神戸、同志社両大は31日までに、親が子どもを叱る際、「次は頑張ろうね」と声を掛けた方が、なぜできないのかと詰め寄ったり、罰を科したりするよりも子どもの自立心などを養う上で良い影響が生じるとの調査結果を発表した。  調査は昨年3月、インターネット上のアンケート形式で実施。20~60代の男女約1300人の回答結果を分析した。  調査は「親に注意された時の言葉で一番記憶に残っているのはどれに近いか」などへの回答から、「次は頑張ろうね」「どうしてできないの」「罰を科された」の3グループに回答者を分類。それぞれのグループが「高校への進学先は誰が決めたか」などの質問にどう答えたかを調べ、数値化した。  その結果、自己決定度(自立心)、安心感、長期的視野、法令順守の四つの指標全てで「次は頑張ろうね」が最も高い数値を示した。自立心以外の指標では、その後は「どうしてできないの」「罰を科された」の順だった。一方、褒め言葉や行為による比較も同様に行ったところ、4指標全てで「頑張ったね」「えらいね」「褒美をもらう」の順に高かった。  調査を行った西村和雄神戸大特命教授は「詰め寄ったり、罰を科したりし続けると、子どもは親の目が気になり、怒られないようにすることだけを考え、自立心が薄れる」と分析。「いろんな叱り方の利点などを意識して子どもと接するのが重要だ」と話した。 (了)【時事通信社】
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