starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

「24年以降もプーチン大統領」=内部で選挙準備―ロシア独立系メディア


 ロシアの独立系メディア「メドゥーザ」は28日、大統領府内部で2024年3月の次期大統領選に向けた準備が始まったと報じた。現時点で想定するのは、さらなる「戦果」を得てウクライナ侵攻に終止符を打ち、プーチン大統領が再出馬するシナリオ。このほか、欧米の制裁で国内経済が行き詰まった場合、全土に戒厳令を出して選挙自体を延期することも考えられるという。  プーチン氏は現在、通算4期目。20年の憲法改正で、従来の任期をリセットし、さらに2期12年大統領を務める道が開かれている。  メドゥーザによれば、大統領府筋は「(政権側から)プーチン氏以外の候補の話は出ていない」と説明。また、対抗馬はこれまでの選挙のように、政権と協力する「体制内野党」から出すことを計画し、反体制派の出馬は認めない方針という。  18年の前回大統領選では、反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏(収監中)の立候補を中央選管が却下。プーチン氏の大学時代の恩師の娘でテレビ司会者のクセニア・サプチャク氏が出馬したが、得票率は1%台にとどまった。  プーチン氏が再出馬するシナリオでは、選挙前にウクライナ侵攻が終わっていることが望ましいが、大統領府筋は「新たな領土併合など戦果も必要になる」という認識を示した。  政権に近い政治学者はメドゥーザの取材に回答。侵攻が続くことを前提に、現在はウクライナ東・南部4州の占領地に限られる戒厳令を全土に広げ、大統領選を24年に行わない選択肢も「合理的で理解可能だ」と主張した。ただ、延期案について大統領府筋は、選挙を重視するプーチン氏のポピュリスト的な側面から、可能性は高くないと指摘している。 【時事通信社】
    Loading...
    アクセスランキング
    starthome_osusumegame_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.