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核実験対応が試金石=「ゼロコロナ」転換期待か―北朝鮮


 【ソウル時事】北朝鮮は、3期目に入った中国の習近平政権と関係強化を図っていくとみられる。韓国政府は北朝鮮が7回目の核実験の準備を5月に完了したと分析し、共産党大会後の強行を警戒する。核実験をめぐる対応が中朝関係を試すことになりそうだ。  慶応大の礒崎敦仁教授は、準備完了から5カ月以上も北朝鮮が核実験に踏み切っていない理由について「中国の目を気にしているからだ」と解説する。中国は北朝鮮の友好国だが、核開発には反対している。前回の2017年9月など過去の核実験では、国連安保理の制裁決議に賛成した。  礒崎氏は「核実験を強行した場合、中国は猛反発することになるが、以前のように安保理で米国と歩調を合わせるかは分からない」と指摘。17年当時と比べ、中朝関係が修復する一方、米中は対立を深めており、「状況が異なることは要注意だ」と語った。  中国は北朝鮮の最大の貿易相手国で総額の95%を占める。北朝鮮経済は国連などの制裁に加え、新型コロナウイルス対策による貿易の減少で打撃を受けている。貿易の回復に向け中国の「ゼロコロナ」政策の転換を待っているとみられる。 【時事通信社】 〔写真説明〕北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記と中国の習近平国家主席=2019年6月、平壌(朝鮮中央通信配信)(EPA時事)
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