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習指導部、定年形骸化=高齢の側近残す―中国


 【北京時事】22日に閉幕した中国共産党大会では、習近平総書記(国家主席、69)自身が「68歳定年」の慣例を覆し、異例の3期目入りを確実にした。約200人の中央委員は、習氏の他にも高齢で留任している例があり、定年の慣例を形骸化して自身の側近登用を進めるもようだ。  最高指導部を構成する政治局常務委員は、7人のうち少なくとも4人が退任する見込み。  常務委員を含むトップ25人の政治局員は、半数が交代する。中央委員の名簿からは、外交トップの楊潔※(※竹カンムリに褫のつくり)氏や、経済を統括する劉鶴副首相、中央軍事委副主席の許其亮氏らの名前が消えた。政治局員唯一の女性で、新型コロナウイルス対策の指揮を執ってきた孫春蘭副首相も退任する。いずれも70代の高齢だ。  一方、2人いる中央軍事委副主席のうち、張又侠氏(72)は中央委員に再任された。張氏と習氏は、それぞれの父親が同じ部隊に所属したことがある親子二代の関係で、習氏は腹心として重用してきた。また、習氏に忠実な外交を展開し、既に68歳に達している王毅国務委員兼外相も、定年の慣例を越え中央委員に残った。楊氏の後任として政治局員に昇格する可能性がある。  政治局員や中央軍事委員を含む新指導部は、23日の第20期中央委員会第1回総会(1中総会)後に明らかになる。 【時事通信社】 〔写真説明〕22日、中国・北京で開かれた共産党大会閉幕式に出席した習近平総書記(前列左端)、王毅国務委員兼外相(2列目右から2人目)ら(AFP時事)
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