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自転車の悪質違反、取り締まり強化=減らぬ事故に「赤切符」―警視庁


 自転車の交通事故が後を絶たないことを受け、警視庁は10月末から悪質な違反に対する取り締まりを強化する。交通切符(赤切符)も積極的に交付し、事故の抑制につなげる。  重点的に取り締まるのは、重大事故につながりやすい「信号無視」「一時不停止」「右側通行」「徐行せずに歩道通行」の4項目の違反。自転車事故が多発したり、苦情が多く寄せられたりする地域を中心に対策を強める方針で、9月中旬、各警察署に通達を出した。  同庁はこれまでも危険性の高い違反を取り締まってきたが、今後は比較的軽微で警告にとどめていたものにも積極的に赤切符を交付する。道交法は3年以内に2回、赤切符を交付された運転者に講習受講を義務付けており、従わない場合は5万円以下の罰金となる。  取り締まり強化の背景には、人身事故全体が減少傾向にある中、自転車事故は高止まりしていることがある。同庁によると、2021年の東京都内の交通事故は2万7598件あり、このうち自転車が絡んだのは1万2035件と全体の43.6%を占めた。死亡・重傷事故は793件で、その78%で自転車側に交通違反があった。  同庁が自転車の悪質な違反に交付した赤切符は19年に約2000件、20年に約3000件、21年に約4300件と増加傾向にある。都民からも「歩道で自転車にひかれそうになった」などと、危険な運転の取り締まりを求める声が多く寄せられているという。 (了) 【時事通信社】
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