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党規約改正、習氏権威強化へ=22日党大会閉幕―中国


 【北京時事】中国の第20回共産党大会が22日、閉幕する。習近平総書記(国家主席)の3期目続投が確実となる中、習氏の権威を高める文言を明記した党規約改正案が採択される。最高指導部人事では、習氏が自身の側近をどれだけ起用できるかが焦点となる。次期最高指導部メンバーは23日にも明らかになる。  党規約改正では、既に行動指針として明記されている「習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想」が、「毛沢東思想」に並ぶ形で「習近平思想」に格上げされるという観測がある。かつて建国の父、毛沢東に使われた呼称「領袖(りょうしゅう)」の習氏への適用や、絶大な権力を持つ「党主席」制の復活も取り沙汰される。習氏の地位と思想に忠誠を誓うスローガン「二つの確立」は規約に盛り込まれる見通しだ。  16日に開幕した党大会では、会期中に「二つの確立」が盛んに宣伝され、複数の高官が習氏を「領袖」と持ち上げた。一方、「党主席」や「習近平思想」に関する動きは官製メディアでは報じられなかった。  22日は党規約採択のほか、今後5年間の指導部を構成する中央委員(約200人)や中央委員候補(約170人)を選出する。最高指導部を構成する政治局常務委員(現在7人)のメンバーは、23日にも開かれる第20期中央委員会第1回総会(1中総会)で選ばれる。  常務委員を巡り、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは4人が交代する可能性があると報道。李克強首相と栗戦書全国人民代表大会(全人代)常務委員長、韓正筆頭副首相が引退する公算が大きいとしている。その上で、新たに常務委入りする候補として、いずれも習氏側近の丁薛祥・党中央弁公庁主任、李強・上海市党委書記、李希・広東省党委書記、陳敏爾・重慶市党委書記の名前を挙げた。  一方、台湾主要紙・聯合報は、習氏や李首相ら4人が留任し、新たに丁薛祥、陳敏爾の両氏に加え、習氏と距離があるとされる胡春華副首相が昇格するという分析を伝えた。 【時事通信社】 〔写真説明〕中国共産党大会の開幕に際し演説する習近平総書記(国家主席)=16日、北京(AFP時事)
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