五輪汚職、ＡＤＫ社長が辞任

　東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、広告大手ＡＤＫホールディングスは２０日、贈賄容疑で逮捕された植野伸一容疑者（６８）が１９日付で社長を辞任したと発表した。後任には、電通出身の執行役員社長補佐、大山俊哉氏（６３）が２０日付で就いた。　 　植野容疑者は部下だった２人と共謀し、大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者（７８）＝受託収賄容疑で再逮捕＝に賄賂を渡したとして、東京地検特捜部に１９日逮捕された。（了）【時事通信社】