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連続児童殺傷、記録を全廃棄=「適切でなかった」―神戸家裁


 神戸市須磨区で1997年に起きた連続児童殺傷事件で、14歳で逮捕され、少年審判を受けた加害男性の事件記録について、神戸家裁が全て廃棄していたことが20日、同家裁への取材で分かった。同家裁は廃棄に関する検討状況などは不明とした上で、「現在の運用からすると、適切ではなかった」としている。  事件では97年2~5月、小学生5人が相次いで襲われ、4年生の女児と6年生の男児の2人が殺害された。加害男性は神戸家裁での少年審判を経て医療少年院に収容され、2005年に本退院した。事件は少年法改正の契機となり、刑事処分可能な年齢が14歳に引き下げられるなどした。  事件で土師淳君=当時(11)=を亡くした父守さんは「資料を残しておくのは当然。後で検証できるように残しておくべきだ」とした上で、廃棄について「今後のためにきちんと調査するべきだ」とコメントした。 (了)【時事通信社】
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