ジョコ大統領、ＦＩＦＡ会長と会談＝サッカー場暴動で―インドネシア

　【ジャカルタ時事】インドネシア東ジャワ州マランのサッカー・スタジアムで１３２人が犠牲になった１日の暴動を受け、ジョコ大統領は１８日、国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）のインファンティノ会長と首都ジャカルタ郊外で会談し、スタジアムの安全性向上を目指すことなどで一致した。 　会談後の共同記者会見でジョコ氏は「二度とこうした悲劇を繰り返してはならない。今後は（催涙弾の使用禁止など）ＦＩＦＡの規定に沿って試合を運営すると確約した」と表明。インファンティノ氏は「改革を進めていくことが第一。（インドネシアで１１月に開かれる）２０カ国・地域首脳会議（Ｇ２０サミット）だけでなく、サッカーでも中心的な役割を果たしてほしい」と指摘した。 　ジョコ氏は会見後、暴動が起きたマランのスタジアムについて「ＦＩＦＡの基準に合ったものに建て替えることになる」と述べた。　【時事通信社】 〔写真説明〕国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）のインファンティノ会長（左）と会談するインドネシアのジョコ大統領＝１８日、ジャカルタ郊外（インドネシア政府提供）