starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

組織委元理事、4回目逮捕へ=サン・アローから800万円―大会マスコット販売仲介か・五輪汚職


 東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)=受託収賄容疑で再逮捕=について、東京地検特捜部は勾留期限の18日、公式マスコットのぬいぐるみ製造・販売を受注した「サン・アロー」(東京都千代田区)から約800万円を受領した疑いが強まったとして、同容疑で再逮捕する方針を固めたもようだ。関係者への取材で分かった。  特捜部は同社の元社長(74)や、高橋容疑者の知人で、資金の受け皿になった会社の代表(75)からも既に任意で事情を聴いている。  高橋容疑者は紳士服大手AOKIホールディングス、出版大手KADOKAWA、広告大手大広に絡む事件で3回逮捕され、立件された賄賂は計約1億4200万円に上る。この知人の会社には広告大手ADK(旧アサツーディ・ケイ)からも計約1900万円が支払われており、特捜部が調べている。   関係者によると、高橋容疑者はサン・アロー元社長から大会公式マスコット「ミライトワ」「ソメイティ」のぬいぐるみ製造・販売をライセンス契約できるよう便宜供与を頼まれ、2019年ごろ知人が代表を務める休眠中のコンサルタント会社「アミューズ」(千代田区)を通じて計約800万円を受領した疑いが持たれている。  高橋容疑者は組織委マーケティング局にサン・アローとの契約を後押しするなどしたとみられている。  サン・アローは、1918年創業の玩具製造「関口セルロイド加工所」が発祥。元社長の長兄の会社が製造し、サン・アローが輸出を担った「モンチッチ」は7000万個以上を売り上げ世界的にヒットしたほか、「となりのトトロ」などジブリ作品のぬいぐるみも手掛けている。(了)【時事通信社】
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.