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殺害・致死、首謀者の無期確定へ=遺体なき殺人1件は無罪―最高裁


 男性3人に対する殺人2件と逮捕監禁致死などの罪に問われ、首謀者とされた兵庫県姫路市の韓国籍で無職陳春根被告(51)について、最高裁第2小法廷(岡村和美裁判長)は12日付で、被告側の上告を棄却する決定をした。死刑求刑に対し、遺体が見つかっていない1件の殺人を無罪とし、無期懲役を言い渡した一、二審判決が確定する。  実行役の無職上村隆被告(56)=上告中=については一、二審とも別の裁判体が審理し、遺体のない殺人も認定して死刑判決を出しており、判断が分かれている。  陳被告の一、二審判決によると、2009~11年、上村被告と共謀し、兵庫県内で広告会社社長の男性=当時(50)=を監禁し、元暴力団組員の無職男性=同(57)=も監禁して死亡させ、別の元組員の男性作業員=当時(37)=の首を絞めて殺害するなどした。  検察側は社長も1年余りの監禁の末に殺害されたと主張したが、一審神戸地裁姫路支部の裁判員裁判は「遺体が発見されておらず死因は不明。過酷な環境下で死亡した可能性も否定し難い」と指摘。二審大阪高裁も一審の判断を支持した。  一審では延べ100人以上の証人が出廷し、初公判から判決までの期間は207日に及んだ。 (了)【時事通信社】
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