Ｇ７、ウクライナ支援で結束＝ミサイル攻撃受け緊急首脳会議

　【ベルリン時事】先進７カ国（Ｇ７）は１１日、ロシア軍によるウクライナの首都キーウ（キエフ）など全土へのミサイル攻撃を受け、ウクライナのゼレンスキー大統領を招いてオンラインで緊急の首脳会議を開いた。会議後に記者団の取材に応じた岸田文雄首相によると、Ｇ７はウクライナの民主的で繁栄した未来を確保するため、引き続き結束することで一致した。 　岸田首相は、会議でミサイル攻撃について「民間人や民間施設への攻撃であり、正当化できない。強く非難する」と発言。さらに、「ウクライナを新たな被爆地にしてはならない」と、核兵器の威嚇や使用をすべきではないと強調し、対ロシア制裁について、Ｇ７や国際社会と連携し対応すると説明した。　【時事通信社】 〔写真説明〕ウクライナのゼレンスキー大統領＝９月２１日、キーウ（キエフ）（大統領府提供）（ＡＦＰ時事） 〔写真説明〕先進７カ国（Ｇ７）首脳テレビ会議で発言する岸田文雄首相＝１１日、首相公邸（内閣広報室提供） 〔写真説明〕先進７カ国（Ｇ７）首脳テレビ会議を終え、取材に応じる岸田文雄首相＝１１日夜、首相公邸