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米韓軍、北朝鮮に圧力強化=空母を再展開―短距離弾失敗で冷や水も


 【ソウル時事】米韓両軍は5日、日本上空を通過する弾道ミサイルを発射した北朝鮮のさらなる挑発を防ぐ狙いで圧力を強化した。米原子力空母「ロナルド・レーガン」を日本海に再び展開したほか、地対地ミサイル「ATACMS」を日本海に計4発発射した。ただ、韓国軍は短距離弾道ミサイル「玄武2」の発射には失敗し、抑止力を誇示する姿勢に自ら冷や水を浴びせた形となった。  ロナルド・レーガンは先月下旬に、日本海で韓国軍との合同演習や日米韓の共同訓練に参加したばかり。韓国軍は「空母の再展開は非常に異例」と指摘し、「相次ぐ北朝鮮の挑発に対して韓米同盟の態勢を強化し、いかなる挑発や脅威にも断固として対応する決意を示すものだ」と強調した。  韓国の李鐘燮国防相は4日、オースティン米国防長官と電話で会談。今後、空母のような大規模な攻撃能力のある米軍の戦略兵器を朝鮮半島周辺に展開させることで一致した。  ATACMSは米国が開発し、射程が300キロ。一方、玄武2は韓国が開発した。韓国メディアによると、今回失敗したのは玄武2Cという型で、射程は1000キロ。威力が大きく速度も速い。米韓両軍は種類の異なるミサイルを発射し、北朝鮮のミサイル発射地点などを打撃する能力を示す狙いだった。  しかし、玄武2Cは発射直後に異常飛行し、発射した軍の基地の敷地内に落下して炎上。基地周辺住民には不安が広がった。韓国軍は住民に「非常に遺憾」と表明し、原因を調査している。  尹錫悦政権は、先制攻撃と迎撃、報復攻撃からなる防衛態勢「3軸体系」の強化を進めており、玄武2はその中核となる兵器の一つとされる。尹氏に近い与党重鎮議員は「機械の欠陥なのか運用の問題なのか検証を重ねてほしい」と求めた。 【時事通信社】 〔写真説明〕米原子力空母「ロナルド・レーガン」=9月29日、韓国東方沖(韓国国防省提供、AFP時事)
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