自民県議「同性婚気持ち悪い」＝ＳＮＳに投稿、謝罪―愛知

　愛知県の渡辺昇県議（自民）がインターネット交流サイト（ＳＮＳ）に、同性婚を「気持ち悪い」とする投稿をしたとして、市民団体が４日、渡辺氏に抗議文を手渡した。同氏は「心よりおわびする」と直接謝罪した。 　抗議した「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」の井田奈穂事務局長によると、井田氏は９月２７日、同性婚の法制化をめぐるキューバの国民投票が賛成多数だったという記事をフェイスブックに投稿した。これに対し渡辺氏は、「キューバはキューバです。同性結婚なんて気持ち悪い事は大反対！」とするコメントを書き込んだ。コメントは既に削除されている。 　抗議のため愛知県議会を訪れた同団体側に対し、渡辺氏は「深く深く反省し、心よりおわびする。本当に申し訳なかった。私の勉強不足であのような発言になってしまった」と謝罪した。記者団の取材には、「信頼回復できるように頑張っていきたい」と議員活動を継続する考えを示した。　（了）【時事通信社】