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自制解除、強める挑発姿勢=戦術核開発と連動か―北朝鮮


 【ソウル時事】北朝鮮は4日、2017年以来約5年ぶりに日本列島上空を越えるミサイルを発射した。今年前半は、中長距離ミサイルを発射したものの、高角度のロフテッド軌道で飛距離を抑え、一定の自制をしていた。しかし、最近は米韓などの訓練期間中に相次ぎミサイルを発射したのに続き、近隣国の上空を通過させ、挑発的な姿勢を強めている。  北朝鮮は9月8日の最高人民会議で核使用を法制化。戦術核開発の動きも見せている。韓国の国家情報院は、16日開幕の中国共産党大会と11月8日の米中間選挙の間に北朝鮮が核実験に踏み切る可能性を指摘している。  北朝鮮は17年、核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射も実施して極度に緊張を高め、「核武力の完成」を宣言した。現在、新型コロナウイルス対策や国際社会の制裁により経済は疲弊し、食料事情も悪化しているとされる。核とミサイル開発を並行して進め、金正恩朝鮮労働党総書記の権威強化を図ろうとしていることも考えられる。  正恩氏は9月、「絶対に先に核放棄はしない。そのためのいかなる協議もない」と表明。「バイデン米大統領の再選は困難とみて、相性が合うトランプ前大統領の再登場を待っているのではないか」(外交筋)という見方が少なくない。非核化ではなく核軍縮交渉を行うために、当分の間、軍事力強化にまい進する可能性がある。 【時事通信社】 〔写真説明〕北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記=9月8日、平壌(朝鮮中央通信が9月9日配信)(AFP時事)
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