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感染妊婦、鼻汁・咽頭痛が増加=オミクロン株流行期分析―成育医療研など


 新型コロナウイルスのオミクロン株流行期に感染した妊婦は、一つ前のデルタ株流行期と比べて鼻汁や咽頭痛の症状が目立つことが3日、国立成育医療研究センターなどの調査で分かった。倦怠(けんたい)感や嗅覚障害は少ない傾向が出た。  同センターなどの研究チームは、各地の入院患者情報を集めたデータベースを活用。昨年8~12月をデルタ株期、今年1~3月をオミクロン株期と定義し、それぞれ登録された111人と199人を比べた。対象期間は3月までのため、感染「第7波」で主流となったオミクロン株派生型「BA.5」の影響は含まれない。  分析の結果、オミクロン株期に鼻汁の症状が出たのは26.1%でデルタ株期(15.3%)の約1.7倍だった。同様に咽頭痛は52.8%でデルタ株期(37・8%)の約1.4倍だった。倦怠感は29.6%で、デルタ株期(43.2%)の7割弱にとどまり、嗅覚障害と味覚障害は1割前後の低さだった。38度以上の発熱やせき、頭痛では統計的な有意差はなかった。  研究チームは「流行株による妊婦の臨床的特徴の違いが明らかになった。新型コロナ感染症の診断や治療を考える上で重要なデータになるのでは」と指摘している。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕国立成育医療研究センター=東京都世田谷区
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