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「大した内容でない」=任意聴取でかっぱ寿司社長―営業秘密持ち出し容疑・警視庁


 回転ずしチェーン「はま寿司」の営業秘密をめぐる不正競争防止法違反事件で、同業大手「かっぱ寿司」の運営会社社長田辺公己容疑者(46)が、逮捕前の任意聴取で情報の持ち出しを認めた上で、「大した内容ではない」などと話していたことが1日、捜査関係者への取材で分かった。  警視庁生活経済課は、田辺容疑者が持ち出した情報をどのように活用したか詳しく調べる。  同課などによると、田辺容疑者は2020年9~12月、はま寿司の商品の仕入れに関する営業秘密を持ち出し、転職先のカッパ・クリエイト(横浜市)で商品原価の比較に使ったなどとして逮捕された。情報はカッパ社幹部とも共有していたとみられる。  持ち出した営業秘密には食材や取引先に関する情報が含まれていた。はま寿司社内では限られた人しかアクセスできず、閲覧にもパスワードを求められるなど厳重に管理されていた。  同課は田辺容疑者の認否を明らかにしていないが、捜査関係者によると、逮捕前の任意の事情聴取では持ち出した情報について「大したものではない」「社外に知られても問題はない内容」などと主張。同法が規定する営業秘密に該当せず、違法性もないとの認識を示したとみられる。  田辺容疑者は、はま寿司を傘下に抱える外食大手ゼンショーホールディングス(HD)に20年超勤務した後、20年11月にカッパ社に移った。副社長などを経て3カ月後の21年2月に社長に就いた。 (了)【時事通信社】
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