容疑者自殺「適正な留置管理を」＝署長会議で本部長訓示―大阪府警

　大阪府警の野村護本部長は３０日に府警本部で開催した署長会議で、女性殺害事件の容疑者が留置場で自殺した問題に触れ、「自らの責任の重さをいま一度深く認識し、適正な留置管理業務を徹底してほしい」と訓示した。再発防止に向け、府警本部や捜査担当部門との連携を密にすることなどを求めた。 　事件では、同府高槻市の女性＝当時（５４）＝への殺人容疑などで８月２５日に再逮捕された高井凜容疑者（２８）が今月１日、勾留先の福島署の留置場で首をつって死亡。府警は、警務部長をトップとする調査チームで検証を進めている。　（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕署長会議で訓示する大阪府警の野村護本部長＝３０日午後、大阪市中央区