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英女王国葬、2000人参列=全世界で40億人が視聴


 【ロンドン時事】英国では19日、エリザベス女王の国葬がウェストミンスター寺院で執り行われた。国葬は1965年に死去したチャーチル元首相以来57年ぶりだった。  女王の国葬には、天皇、皇后両陛下をはじめスペイン、オランダ、スウェーデン、デンマークなどの国王や女王に加え、バイデン米大統領やマクロン仏大統領ら各国の要人を含む総勢2000人超が参列した。国葬前後でも、ひつぎの一般弔問が行われたウェストミンスターホールを起点とする葬列から、ひつぎが納められたロンドン近郊のウィンザー城での礼拝まで、伝統にのっとった荘厳な儀式が行われた。  それだけにテロなど不測の事態が起きないよう、治安当局は「史上最大規模」(ロンドン警視庁)の厳戒態勢で臨んだ。英メディアによると、今回の規模は1日当たり最大1万人の警察官が出動した2012年のロンドン五輪を上回ったという。また、軍も約1500人を動員し、空や河川からも警戒に当たった。  女王との別れを見届けた人の規模も桁違いだ。国葬当日の葬列を一目見ようと沿道に駆け付けた人は約10万人、4日半に及んだ一般弔問で、昼夜途切れることなく行列に加わった人は約25万人、そして全世界に中継された国葬を視聴した人は40億人ともいわれ、在位70年に及んだ女王がいかに敬愛されていたかを示している。  英政府は国葬の費用について「追って公表する」としているが、ドネラン文化相は大半の英国民が「支払う価値がある費用」と考えるだろうと指摘した。  一方、英国には君主制に反対するグループもある。ただ、英紙によると、その多くは国葬当日に合わせたイベントは実施しなかったという。 【時事通信社】 〔写真説明〕ウェストミンスター寺院で行われたエリザベス英女王の国葬=19日、ロンドン(AFP時事)
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