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死亡の妻に晩酌の習慣=焼酎に混入の疑いも―メタノール中毒死事件・警視庁


 東京都大田区で1月に起きたメタノール中毒死事件で、殺人容疑で逮捕された製薬大手「第一三共」の社員吉田佳右容疑者(40)の妻で、死亡した容子さん(40)に晩酌で焼酎を飲む習慣があったことが17日、捜査関係者への取材で分かった。  容子さんの血中などからは致死量のメタノールが検出されており、警視庁捜査1課は、吉田容疑者が酒に混ぜて飲ませた可能性もあるとみて調べる。  捜査関係者によると、容子さんは日頃から夕食の際、麦焼酎や芋焼酎を飲んでいた。吉田容疑者は1月16日、通報後自宅に駆け付けた警察官に対し「15日朝、妻が自室で嘔吐(おうと)していたが、二日酔いだと思った」などと話した。  メタノールは無色透明の液体で、有機溶剤の原料やアルコールランプの燃料にも使われる。口から摂取した場合の致死量は30~240ミリリットルとされるが、毒物に詳しい専門家によると、含有率100%のものは無味無臭のため体内に入っても気付きにくいという。  捜査1課によると、容子さんは1月16日午前、意識不明の状態で病院に運ばれ、死亡が確認された。体内から致死量のメタノールが検出され、死因は急性メタノール中毒だった。  15日朝から体調を崩し、吐いたり、ろれつが回らなくなったりするなどメタノール中毒に似た症状が出ていたことから、同課は摂取させたのは14日だったとみている。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕警視庁(手前中央)=東京都千代田区
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