ロシア・ウクライナと協議開始＝原発周辺の保護で―ＩＡＥＡ

　【ベルリン時事】国際原子力機関（ＩＡＥＡ）の定例理事会が１２日、ウィーンの本部で５日間の日程で開幕した。主要議題は、ウクライナの原発とイランの核開発問題。グロッシ事務局長は、ロシア軍の占拠が続くウクライナ南東部ザポロジエ原発周辺で軍事活動を行わない「原子力安全・保護区域」を設定する案について、ロシアとウクライナ双方と協議を開始したことを明らかにした。　【時事通信社】 〔写真説明〕１２日、ウィーンで、国際原子力機関（ＩＡＥＡ）の定例理事会に臨むグロッシ事務局長（ＥＰＡ時事） 〔写真説明〕ウクライナ南東部のザポロジエ原発を警備するロシア兵＝９月１日（ＥＰＡ時事）