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「善意が命つなぐ希望に」=8歳娘の移植願う両親―骨髄バンク


 「皆さんの善意が、命をつなぐ希望になる」。血液の難病と診断された千葉県木更津市の小学2年川西歩実さん(8)は、コロナ禍で両親との面会も制限される中、病院で一人骨髄移植を待っている。両親は一刻も早い移植実現に向け、骨髄バンクへのドナー(提供者)登録を呼び掛けている。  両親によると、歩実さんは体を動かすのが大好きで、将来の夢は水族館で開かれる「シャチショーのお姉さん」。シャチに乗って空を飛ぶため、大好きなスイミングの練習に励む日々を送っていた。  しかし今年2月、国指定難病の「再生不良性貧血」と診断された。骨髄にある造血幹細胞が減少して、赤血球や白血球などが少なくなる病気で、根治には骨髄移植しかない。大好きな水泳をやめて、7月から千葉市内の病院に入院し、一人で闘病生活を送っている。  病院では看護師らと遊ぶこともあるが、両親が病院を訪れても感染対策で面会できず、テレビ電話で1日10分話すだけだ。父親の会社員傑司さん(47)は「娘を治すには骨髄移植しかないが、まだ適合者が見つからない。娘や他の患者の命をつなぐため、ドナー登録をお願いしたい」と訴えている。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕闘病生活を送る川西歩実さん=2022年4月(両親提供) 〔写真説明〕大好きなスイミングを楽しむ川西歩実さん=2020年10月(両親提供)
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