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1億円送金も出金できず=SNSで暗号資産勧誘―国民生活センター


 インターネット交流サイト(SNS)やマッチングアプリで知り合った相手から暗号資産(仮想通貨)への投資話を持ち掛けられて送金したが、出金できなくなるトラブルが相次いでいるとして、国民生活センターが注意を呼び掛けている。1億円以上の金を送金したが、返金されない事例もあるという。  同センターによると、2021年度に全国から寄せられた暗号資産に関する相談件数は6350件に上った。このうちSNSやマッチングアプリで知り合った人からの勧誘が4~5割を占めた。  年代別では40代が1189人で最も多く、20~60代を中心に幅広い世代から相談が寄せられた。平均投資額は、40~70代の各年代では400万円を超えた。  関東地方に住む30代女性は、マッチングアプリで知り合った男から暗号資産への投資を勧められた。最初はもうけがあり、銀行口座に入金もあったが、徐々に高額な投資を勧められた。消費者金融で金を借りるよう言われ、借入金を含め500万円以上を送金したが、出金しようとすると「海外からの業者から出金するには200万円課税される」と連絡があった。  東海地方の50代女性は、SNSで知り合った人から暗号資産への投資話を持ち掛けられた。家族に借金したり、貯金を取り崩したりして1億円以上を送ったが、出金できないという。  同センターの担当者は「SNS上などで、面識のない相手から暗号資産の投資を勧められた際は、まず詐欺的な投資話を疑ってほしい」と話している。 (了)【時事通信社】
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