starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

バイデン政権、最大の成果=アフガン撤退もテロ戦継続


 【ワシントン時事】バイデン米政権が、国際テロ組織アルカイダの最高指導者アイマン・ザワヒリ容疑者の殺害を実行した。バイデン氏は昨年8月にアフガニスタンから米軍を撤退させたことで支持率を著しく低下させたものの、アフガンで継続していた対テロ戦が最大の成果を収めたことで、秋の中間選挙に向けて大きな弾みとしたい考えだ。  バイデン氏は1日、ホワイトハウスで同容疑者の殺害に関する声明を読み上げ、「どんなに時間を要しても、どこに隠れていても米国民の脅威であれば見つけ出し、排除する」と作戦の成功を誇示した。  バイデン氏は昨年8月、大統領選の公約に掲げた「中間層の外交」に基づいてアフガンからの撤退を決断。その際の混乱ぶりと、米国が中東・アフガン地域から手を引くイメージを内外に与え、批判を浴びた。  しかし今回、2001年9月11日の米同時テロの首謀者の一人を20年以上も追い続けて「裁きを下した」(バイデン氏)ことは、米国の底力を改めて示す形となった。オバマ元大統領は11年5月、アルカイダ初代指導者のビンラディン容疑者を殺害した後、支持率を上昇させた経緯がある。  一方、バイデン政権は現在、危機的なインフレやロシアのウクライナ侵攻などの対応に追われている。ザワヒリ容疑者の殺害は苦境の打開には直ちにつながらず、政治的な得点になるかどうかは不透明だ。 【時事通信社】 〔写真説明〕1日、ホワイトハウスでザワヒリ容疑者殺害を発表するバイデン米大統領(AFP時事)
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.