starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

旧統一教会に「申し訳ない」=山上容疑者母、地検聴取に―安倍氏銃撃


 安倍晋三元首相が奈良市で銃撃され死亡した事件で、逮捕された山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=の母親が奈良地検の事情聴取を受け、入会している世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に「申し訳ない」と謝罪の気持ちを述べていたことが25日、分かった。山上容疑者の伯父が取材で明らかにした。
 母親は事件発生後、伯父宅に身を寄せており、伯父は地検の聴取に立ち会っていた。山上容疑者はこれまでの奈良県警の調べに「母親が多額の献金をして破産し、家庭が崩壊した」などと供述し、旧統一教会への恨みを口にしている。
 伯父によると、母親は1991年に旧統一教会へ入会し、その後に総額約1億円を献金した。銃撃事件後、奈良地検は約4時間にわたり母親を聴取したが、伯父は両者のやりとりについて「話が合わない。彼女(山上容疑者の母親)のいる世界は霊の世界だから」と指摘する。母親は聴取に小声で応じ、伯父の目には旧統一教会に迷惑を掛けて落ち込んでいるように映ったという。
 旧統一教会側は、母親に5000万円を返金したと説明している。母親が電話で話す声を耳にしたという伯父は、「5000万が何とか言っていた。(旧統一教会関係者と)何らかの連絡を取っているのではないか」と述べた。母親は旧統一教会の本や関連書類を伯父宅に持参したという。
 伯父は「彼女にとっては(旧)統一教会が全てで、人生そのものという感じだ。息子のことなんか考えているわけがない」と強調。母親がいまだ強い信仰心を持っているとの見方を示した。 (了)
【時事通信社】
〔写真説明〕奈良地検=奈良市
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.