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手製銃、電気で着火か=事件前日は「別のを携行」―安倍元首相銃撃・奈良県警


 安倍晋三元首相が奈良市で銃撃され死亡した事件で、無職山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=が使用した手製銃は、火薬に電気を流して発射させる仕組みだったとみられることが21日、捜査関係者への取材で分かった。山上容疑者は事件前日の7日、安倍氏の岡山市の演説会場に向かった際には「事件とは別の銃を持っていった」と供述。奈良県警は銃の構造などを詳しく鑑定しており、銃を変更した理由などを調べている。  捜査関係者によると、事件現場で押収された手製銃は金属パイプを2本束ねたタイプで、コードのほかバッテリーやスイッチのようなものが付いていた。電気で火薬を爆発させ発射する仕組みだったとみられるという。  山上容疑者は7日午後、安倍氏を銃撃するため岡山市の演説会場付近を訪れたが、近づけずに断念。付近の防犯カメラにはショルダーバッグを所持する姿が映っており、「事件とは別の銃を持っていた」と説明したという。  山上容疑者は7日午前4時ごろ、奈良市内の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関連施設に向けて手製銃を発砲。施設自体に銃撃の痕跡はなかったが、同じ敷地にある会社の入り口付近に6個の穴が確認されており、安倍氏銃撃の際の手製銃と似た銃が使われた可能性がある。  奈良県警は21日、山上容疑者が2020年10月から勤めた京都府内の会社を5月中旬に退職した後、6月初旬まで大阪府内の会社で派遣社員として働いていたことを明らかにした。いずれも退職理由は自己都合だったという。 (了)【時事通信社】
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