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「ロシア軍の死者1万5000人」=ウクライナへロケット砲追加供与―米


 【ワシントン時事】米中央情報局(CIA)のバーンズ長官は20日、コロラド州アスペンで開かれた安全保障セミナーに出席し、ウクライナに侵攻したロシア軍の損害について「約1万5000人が死亡し、その3倍の数の負傷者が出ている」との推定を示した。ウクライナ軍の損失に関しては「(ロシア軍を)少し下回る」と述べるにとどめた。
 米当局がロシア、ウクライナ双方の戦死傷者の規模を明らかにするのはまれだ。ウクライナ側は20日の時点で、ロシア軍の人的損害を「3万8700人超」と発表している。
 米シンクタンク・戦争研究所の20日付の戦況分析によると、ロシア軍はウクライナ東部ドネツク州の要衝スラビャンスク攻略に向けて地上攻撃を再開したものの、重要な前進に至っていない。
 一方、オースティン国防長官は20日、国防総省で記者会見し、ウクライナに対して高機動ロケット砲システム(HIMARS)4基などを追加供与すると明らかにした。米国のHIMARS供与は計16基となる。
 記者会見に同席した米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は、東部の戦況について「(双方で)深刻な消耗戦が展開されている。それは一定期間続く」と指摘。その上で「ロシア軍に破壊されたHIMARSはなく、弾薬量も2~3カ月は問題ない」と述べた。
 またこの日、訪米中のウクライナのオレナ・ゼレンスキー大統領夫人が米議会で演説し、「殺害された人、腕や脚を失った人、前線の家族の帰りを待つ人に代わってお願いしたい」と訴え、武器や防空システムのさらなる供与を求めた。 【時事通信社】
〔写真説明〕米中央情報局(CIA)のバーンズ長官=3月8日、ワシントン(AFP時事)
〔写真説明〕米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長=6月15日、ブリュッセル(EPA時事)
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