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運行会社社長、運転手への不安否定=軽井沢バス事故―長野地裁


 長野県軽井沢町で2016年1月、大学生ら15人が死亡し、26人が負傷したスキーツアーバス転落事故で、業務上過失致死傷罪に問われた運行会社「イーエスピー」(東京)の社長高橋美作被告(60)らの公判が19日、長野地裁(大野洋裁判長)で開かれた。午前中は高橋被告の弁護側が被告人質問をした。  高橋被告は事故について「社長として責任は強く感じている」と述べた。一方、事故で死亡した運転手に対し具体的な不安を抱いたことは「ありません」と否定した。  高橋被告と運行管理者だった元社員荒井強被告(53)はいずれも無罪を主張している。  事故は16年1月15日未明、軽井沢町の国道バイパスで発生。東京から長野県内のスキー場に向かっていた大型バスが崖下に転落し、乗客の大学生13人と運転手2人が死亡、26人が重軽傷を負った。  起訴状によると、両被告は運転手が大型バスの運転に不慣れで、冬の峠道を夜に長時間運転すれば死傷事故を起こす可能性があると予見できたのに、必要な訓練などを実施せずに業務に従事させ、事故を起こしたとされる。  荒井被告の被告人質問は20日に行われる予定。 (了)【時事通信社】
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