検証チームを奈良に派遣へ＝安倍元首相銃撃―警察庁

　安倍晋三元首相が奈良市で銃撃され死亡した事件で、警察庁は１３日、警護に関する問題点を検証するチームの担当者を１４日に奈良県に派遣することを決めた。関係者への取材で分かった。チームの班長で課長クラスの同庁幹部らが行くという。 　奈良県警の本部長や警護責任者、警護員（ＳＰ）らから警護態勢を決めた経緯や、安倍氏銃撃時の対応などを聞き取る。奈良市の現場も訪れるという。 　警察庁は１２日、事件を招いた今回の要人警護には態勢や配置の他、同庁作成の要領に基づく銃器への対応などに問題があったとして検証チームを設置。８月中に結果を取りまとめ、公表するとしている。　（了）【時事通信社】