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感染力増、免疫回避の恐れ=「BA.5」、月内置き換わりか―新型コロナ


 新型コロナウイルス感染の「第7波」とも指摘される急増の背景には、オミクロン株の別系統「BA.5」の拡大がある。感染力が現在主流のBA.2より強く、ワクチン接種で得た免疫を回避する恐れもあるとされる。国内の感染者は今月末にはほぼBA.5に置き換わるとみられ、厚生労働省などは警戒を強める。  BA.5は2月に南アフリカで検出された。日本では5月、空港検疫で初確認されている。  特徴の一つが感染力の強さだ。英保健当局によると、BA.2よりも約35%速く感染が拡大している可能性がある。置き換わりは世界各地で進み、世界保健機関(WHO)は6日、世界の新規感染者がこの2週間で30%近く増えたと明らかにした。   国立感染症研究所の推計では、7月第1週時点の新規感染者のうちBA.5が24%を占めるとみられる。7月後半に半分以上となり、月末にはほぼ100%に達する見通しという。東京都によると、6月下旬の1週間の感染者のうち、BA.5疑い例が約3分の1に上った。  ワクチンや感染で得た免疫をすり抜ける性質も指摘される。BA.2と比べ、接種者らの中和抗体の働きがBA.5などでは1.6~4.3倍低下したとのデータもある。一方、重症化リスクが上昇したとの報告はないとされる。  厚労省専門家組織は「BA.5が国内の主流系統となり、感染者数増加の要因となる可能性がある」と分析。夏休みに入ると人と人の接触が増えるとして、ワクチン接種の推進やマスク着用、室内の換気などを続けるよう訴えている。(了)【時事通信社】
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