赤くないべこが話題＝福島県白河市〔地域〕

　福島県白河市の白河だるま総本舗が、栃木乳業（栃木市）とのコラボで制作した「赤くないべこ」が話題を呼んでいる。栃木県のご当地飲料のパックデザインをあしらった黄色い「レモン牛乳べこ」だ。６月から１カ月で約５００個が売れた。 　白河だるま総本舗は約３００年続く老舗で、だるまや赤べこといった張り子の伝統工芸品の制作、販売を手掛ける。１４代目の渡辺高章さん（２９）は、「白河は東北の玄関口。すぐ隣の栃木県と地元を盛り上げる商品を作れないかと提案した」と説明。「レモン牛乳や赤べこ購入のきっかけになったらうれしい」と語る。 　一つ一つ手作りのレモン牛乳べこは、「だるまランド」（白河市）やインターネットサイトで購入が可能。２４２０円。　（了）【時事通信社】