領海侵入、最長また更新＝中国公船―沖縄・尖閣沖

　沖縄県石垣市の尖閣諸島沖の領海に侵入していた中国海警局の「海警」２隻が７日、領海を出た。領海内に連続で滞在した時間は６４時間１７分で、２０１２年の同諸島国有化以降最長となった。海警は６月２１～２３日にも領海に６４時間侵入し、滞在時間の最長を更新したばかりだった。　 　第１１管区海上保安本部（那覇市）によると、２隻は５日午前４時３５分ごろ、日本漁船に接近しようとして魚釣島南西の領海に入り、７日午後８時５０分ごろ、南小島東などから出た。（了）【時事通信社】