５歳女児に暴行容疑＝母と交際の男逮捕―岡山県警

　交際相手の女性の長女（５）に暴行し、けがをさせたとして、岡山県警は７日、傷害容疑で岡山市中区関、会社員近藤峰夫容疑者（３６）を逮捕した。 　近藤容疑者は「殴っていません」と容疑を否認していたが、その後犯行をほのめかす供述をしているという。県警は日常的な虐待がなかったか捜査している。 　逮捕容疑は２日午後９時１０分ごろ、自宅で女性の長女の顔を殴るなどし、鼻血が出るけがをさせた疑い。 　県警によると、「女の子が家から閉め出され、父親に怒鳴られている」という１１０番や、児童相談所の情報から、容疑者を特定したという。　 　４月上旬～５月上旬には「子どもが泣いている」などと１１０番があり、県警は育児放棄や心理的虐待の疑いがあるとして、県中央児童相談所に通告していた。（了）【時事通信社】