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G20サミット出席、悩む首脳=ロシア参加に抵抗感


 【エルマウ時事】28日閉幕の先進7カ国首脳会議(G7サミット)で、参加各国首脳が11月にインドネシアで開催予定の20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席するかどうかが注目を集めている。ウクライナに侵攻しているロシアのプーチン大統領が参加を予定していることに、米国などは反発を強めている。  G7議長国ドイツのショルツ首相は27日、公共放送ZDFのインタビューで「G20を台無しにしたくない」と強調しつつ、G20サミットに出席するかどうかは「出発の少し前に決める」と述べた。出欠をこれまで明言していない首脳は多い。  一方、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は「もしプーチン氏が来るなら、面と向かってわれわれの考えを伝える方がいい」として参加する意向を示した。  G7内にはプーチン氏と同じテーブルに着くことへの抵抗感が根強い。4月には米政府がプーチン氏の出席に反対を表明。米政府高官は「バイデン大統領はG7に力を入れ、多国間協力の主要な枠組みとして昇華させてきた」と語り、G20よりG7を重視する姿勢を鮮明にした。  板挟み状態のG20議長国インドネシアのジョコ大統領はウクライナのゼレンスキー大統領も招待。G7サミット後にロシアとウクライナ訪問を予定するなど、調整に追われている。  G20には中国やインド、サウジアラビアなど、気候変動などで重要な役割を担う国も含まれる。ドイツ開発・持続性研究所のアクセル・ベルガー氏は「世界規模の課題解決にはG7は十分ではない。首脳らはG20サミットに出席すべきだ」と指摘している。 【時事通信社】
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