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水難の死者不明者744人=山岳遭難は283人―21年、前年比増・警察庁


 2021年に全国で起きた船舶を除く水難の死者・行方不明者が前年比22人増の744人だったことが9日、警察庁のまとめで分かった。山岳遭難での死者・行方不明者は同5人増の283人だった。  水難者と山岳遭難者の総数も、ともに前年より増えた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で密を避けるアウトドアの人気が高まったことに加え、20年に閉鎖された登山道が再開されたことなどが要因とみられる。  水難の死者・行方不明者のうち、65歳以上が390人で52%を占めた。中学生以下の子どもは31人で、半数超の18人は発生場所が河川だった。他は湖沼池が6人、海が5人、用水路が2人だった。行為別では水遊びが15人で最多となり、水泳は4人いた。  水難者総数は1625人。発生地別では沖縄県が139人で最も多く、東京都81人、北海道78人と続いた。  山岳遭難での死者・行方不明者は、70代が102人で最多。次いで60代61人、80代39人となった。  山岳遭難者の総数は3075人で、目的は登山が2395人と8割近くを占めた。山菜・キノコ採りは346人だった。山岳別では20年までの5年間平均と比べ、富士山や南アルプス、穂高連峰は減ったが、首都圏の秩父山系や高尾山では増えた。  警察庁の担当者は「水難対策としては、子どもだけで水辺に遊びに行かせず、大人がいる場合も目を離さないようにしてほしい。登山では、知識や経験に見合った山を選び、登山計画書の提出を忘れないでほしい」と話した。 (了) 【時事通信社】
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