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消耗戦、通り奪い合う=ウクライナ東部セベロドネツクで攻防続く


 ウクライナ東部ルガンスク州の拠点都市セベロドネツクをめぐるウクライナ軍とロシア軍の攻防は6日、市内に双方の部隊が展開し、通りの一つ一つを奪い合う消耗戦が続けられた。ウクライナのゼレンスキー大統領は6日、戦況について「激しい市街戦が続いている」と述べた。  ルガンスク州のガイダイ知事は1日、セベロドネツクをめぐり「7割はロシア軍が制圧した」と厳しい認識を示していた。しかし、5日には「市の半分」を確保するまでウクライナ側の奪還が進んだと主張。ところが、6日は一転して、再び形勢悪化を認めた。セベロドネツクのストリュク市長は6日、テレビ出演し、優勢か劣勢か「1時間ごとに状況は変わっている」と説明した。  ゼレンスキー氏は、セベロドネツクでは人数も兵器も「ロシア軍が上回っている」と指摘。ウクライナ軍が踏みとどまれているのは「(ロシア軍の)あらゆる隙を見逃さないからだ」と強調した。  一方、英国防省は6日、多連装ロケットシステム(MLRS)「M270」をウクライナに提供すると発表した。ロシアのプーチン大統領が5日、ウクライナに長射程の兵器を欧米が与えるなら「まだ攻撃していない標的を狙う」と警告した直後の発表で、脅しには屈しない姿勢を示した。  英国の発表を受けゼレンスキー氏は「ウクライナが何を求めているか完全にジョンソン英首相は理解してくれている」と謝意を表明した。「ウクライナ国民の命を守るため、まさにこうした兵器が必要だ」と訴えた。 【時事通信社】 〔写真説明〕6日、ウクライナ東部ドネツク州の前線で、ロシア軍に対し砲撃するウクライナ軍(ロイター時事) 〔写真説明〕6日、ロシア軍に破壊されたウクライナ東部ドネツク州ドルジュキウカの建物(ロイター時事)
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