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石橋被告、落ち着かず=判決「おかしい」不満も―東名夫婦死亡


 東名高速道路での「あおり運転」事故をめぐり、横浜地裁は6日、差し戻し前と同じ懲役18年を言い渡した。約1時間に及んだ判決読み上げの最中、石橋和歩被告(30)は背もたれに体を預け、落ち着きのない様子で聞き入っていた。  午後1時半ごろ、黒っぽいスーツに青色のネクタイ姿、短く刈り込んだ髪に眼鏡を掛けた石橋被告は、刑務官に連れられて法廷に入った。裁判長に促され、証言台の前に。「懲役18年に処する」。約3年半前と同じ主文に、立ったまま微動だにしなかった。  その後、証言台の椅子に浅く腰掛け、腕を組んで判決理由を聞いた。弁護側の主張が次々と退けられ、右手で首の後ろをたたいたり、首を回したりするなど、納得いかない様子を見せた。  閉廷後、主任弁護人の高野隆弁護士らは記者団の取材に応じ、判決後に石橋被告が「非常におかしい。証拠をきちんと理解してくれておらず、とても残念だ」と語ったと明らかにした。高野弁護士は「一方的でアンフェア。非科学的な判決だ」と強調した。  一方、公判に被害者参加制度を使って出廷した、萩山友香さん=当時(39)=の父親(77)は、主文言い渡しの際、検察官の後方から石橋被告をじっと見詰めていた。その後、体を裁判長の方に向け、判決理由を聞いていた。 (了)【時事通信社】
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