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大規模捜索を開始=3日間、国後島周辺も―6月1日に船体陸揚げ・知床事故


 北海道・知床半島沖で観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、第1管区海上保安本部(小樽市)などは29日、現場海域周辺などで大規模な一斉捜索を始めた。依然として行方不明となっている乗客ら12人の発見に向け、31日まで実施する。
 大規模捜索は、知床半島の沖合を重点的に実施。29日は国後島周辺にも海上保安庁の巡視船6隻を派遣し、これまで最大3隻だった態勢を強化した。
 3日間で船舶延べ約70隻、航空機同約20機が参加。海上自衛隊の掃海艇や道の漁業取締船などが加わるほか、民間の漁船や観光船も協力を予定している。道警による陸上からの捜索も続ける。
 同本部はカズワンの船体を6月1日に作業台船から網走港へ陸揚げすると明らかにした。国土交通省は同日午後、家族らに船体を確認してもらう予定という。 
 同本部は28日に台船上で船内を捜索したが、不明者は見つからなかった。船体の損傷状況などを確認し、事故原因の究明や業務上過失致死容疑での捜査を進める。
 事故は4月23日に発生し、14人の死亡が確認された。国後島では男女2人の遺体が発見され、同本部は身元確認を急いでいる。(了)
【時事通信社】
〔写真説明〕北海道・羅臼沖で行方不明者を捜索する海上自衛隊の掃海艇(右)と海上保安庁の巡視船=29日午後、北海道羅臼町
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