人骨らしきもの一つ発見＝道志村山中、捜索継続へ―山梨県警

　山梨県警は２８日、同県道志村の山中の捜索で、人骨のようなもの一つを新たに発見したと発表した。発見場所は、別の骨の鑑定結果などから死亡したと断定された小学生小倉美咲さん＝不明当時（７）＝が行方不明となったキャンプ場の近く。県警は、人骨かどうか鑑定を進めるとともに、引き続き現場周辺を捜索する。　
　県警は、部位や大きさを明らかにしていない。発見された場所は、これまでの捜索で美咲さんのものと断定された肩甲骨などが見つかった枯れた沢の近くで、２６日にも人骨のようなもの二つが見つかっていた。人骨と断定されれば、ＤＮＡ型鑑定により身元の特定を進める。
　美咲さんは、発見された肩甲骨の鑑定でＤＮＡ型が一致し、死亡したと判断された。（了）【時事通信社】